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knitmarie

編み物、紡ぎをメインとした手仕事の活動記録。

チュビオット ~紡ぎ日誌~

<チュビオット Cheviot >

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原産地はスコットランドといわれる。現在はスコットランドイングランドの国境にある、チュビオットヒルズやサウスウェールズなどの他に、スカンジナビア南北アメリカニュージーランドに分布。

補助飼料なしでも山岳地で生息が可能な頑強な品種。

山岳種の中で最も有名で、紡ぎやすく、ツイードの服地やニット製品など着るもの全般に応用されやすい。フリースの上半身、下半身で毛質が異なる。

混合すると他の羊毛を引き立てる性質がある。

 

毛長:8~15cm

毛量:2~3.5㎏

毛番手:48’s(35μ)~56’s(28μ)

 

チュビオットは、他の羊毛と混ぜて使いやすいということで、色々試してみたかったので少し多めに購入しました。

いつも紡ぎの練習も兼ねて、100gなら100g購入した分、全部紡いでいましたが、今回からはなるべく、サンプル用を作る分だけ少な目に紡いで、あとは作品づくりのために取っておくというやり方にしてみることにしました。

 

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形状はカーデッド。

形状については、アナンダさんのこちらのブログに詳しく載っています。

 

ここから20gとって、2つのボビンに10gずつ単糸で紡いでいきました。

紡いでいるときの触り心地は、ザラザラしていて、少し硬めの印象。

伸びがよく、繊維同士もからまりやすく、紡ぐ前の硬い感じからは想像つかないほど、柔軟に紡げるように感じました。

 

 

毛は上記のような感じでしたが、紡ぎ車の調節が上手くできなかったかなぁと思います。

引きが強すぎたのか、太さが均一にならなかったり、双糸にするとき、撚りがかかりすぎて、糸がカチカチになっていたり…

 感覚で覚えていくしかないとも思うので、場数を踏んで試行錯誤が大事なのかも。

 

撚りがうまくフワッとかかった部分は、硬くも柔らかくもなく、丁度よいといった表現が合いそうな仕上がりになりました。

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ゲージは始め、WPIで13回巻けたため、対応する日本の棒針7号で編んでみたところ、標準のゲージ10cm21目~24目に対して、16目しか編めませんでした。

※WPIの説明はこちらの記事で紹介しています。

 

これまで、標準ゲージと同じ目数で編めていたので不思議に思い、もう一度WPIで測ってみました。

きつく巻きすぎたのかとも思い、引っ張ったり、ゆるくしすぎないように巻きなおしたところ、11巻分になりました。

 

巻き方によって、だいぶ回数が変わるみたいなので、ここは結構重要なのかも。

 

11回分では、9号が丁度良さそうだったので、もう一度ゲージを編みなおしたところ、前と同じ16目に。

 

WPIの表には、10cmゲージでの段数は書いていないのですが、試しに段数も計ってみたところ、こちらは7号で26段、9号で22段。

かなり差がつきました…

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左が7号で、右が9号で編んだもの。

なんで目数は同じで、段数に違いが出るんだろう…

9号の方が、編み目間に空白ができるので、毛が太くなっている部分がより強調されている? よりふっくら、しているような気がする。

 

ゲージ

WPI:①13周/インチ ②11周/インチ

棒針:①7号 ②9号

ゲージ:10cm四方 ①16目×26段 ②16目×22段

 

なんとなく思ってはいたけど、WPI通りに行く訳ではないってことなんだろうな。

これも場数を踏んでの経験が大事なのかも。

 

編んでみた感じは、紡いでみたときと同じで硬すぎず、柔らかすぎず。

ただ若干、ザラザラするので、肌に触ると少しチクチクする。

 

柔らかいけど、肌触りが全くチクチクしないメリノに混ぜて、コシを出したり、逆に硬すぎるものに混ぜて柔らかさを出したり? 想像の範囲でしかないけど、そうした使い方ができそうかも。

 

毛を混合するためのカーダーという道具を手に入れたら、残りのチュビオットで色々試したい。

↓これがカーダー。大量の毛を扱える、ドラムカーダーというのもあります。